”Bee and The Whales” Tour

 初めまして。玲音(レイン)です。Galileo Galilei(以下GG)ライブで得た”熱量”のようなものをTwitterの限られた文字数では放出しきれないと感じた為、筆を執りました。このブログでは、①GGを知ったきっかけ。②GGの楽曲が私に与えた影響。③BBHFとの出会い④"Bee and The Whales" Tour で感じたこと⑤まとめについて書きます。

 

①きっかけは子供新聞の全面広告

 ガンダムAGEという作品をご存知でしょうか。(Workingの山田葵に顔がそっくりだと当時の2chでちょっとだけ騒がれていた”アレ”です。)作品評価は厳しいものが多かったと記憶していますが、閃光ライオットで活躍した「GG」や「ねごと」(というバンド名です。)が1期、2期のOPを歌っていた為、とても印象に残っています。

Galileo Galilei 『明日へ』 - YouTube

「明日へ」は玲音少年が音楽に興味を持つきっかけにもなりました。ここから蔦屋でのCDの借り方とその音源をipodに取り込む方法を学び、色々な音楽に触れることになります。

 

②GGの音楽を聞くと曇天の冬の新潟と思春期だった頃(もしかして今も?)を思い出す

 2012~13年のPORTAL、Baby It's Cold Outside、ALARMSは何をやっても上手くいかず、劣等感ばかりの毎日を送っていた時期に重なります。「夏空」や「青い栞」、「僕から君へ」などの爽やかな青春ソングは”好きだった歌が 響かなくなったな"状態でした。今考えると、「クラスや部活から解放されたい」「新潟から脱出したい」と思っていた私にとってImaginary Friendsやリジ―などの楽曲は、「今の私が辛いのは、環境が良くないからだ」という無責任な考えを肯定する上で必要不可欠であったと言えます。(そうでないと自我を保てない)

 2015年の恋の寿命当たりになると、思春期特有のソレは収まり、GGの音楽を全く聞かなくなります。(ラストアルバムリリース時は流石に聞きましたが)「せっかく自分が望んだ環境になったのだから、嫌な時期を思い出す曲は耳に入れたくない」と考えた為です。

 

hotel koe tokyoでのゲリラライブ

 GGではなく、アキシブ系の曲ばかり聞いていた玲音青年ですが、このツイートを偶々見たことで、BBHFにハマり出します。

 

 これが初めてのライブだったので、生演奏の迫力に圧倒されたと同時に、「このクオリティに対して、お金を払えない(フリーライブの為)のは申し訳ない……。ツアーに参加せねば!」となり、都内の色々なライブハウスに足を運ぶようになりました。

 

④コロナ禍以来のライブ参加

 長い長い自分語りでしたが、ようやく本題に入ります。私が行ったのはZeep Hanedaでした。新しいイヤホンを購入して新アルバムをしっかり予習した私でしたが、1曲目(ヘイヘイ)が始まるまでずっと真顔でした。なぜなら、「忌々しい過去を思い出させる曲がセトリにあったら嫌だな」と考えていたからです。

 案の定、リジーやbirthdayなどが入っていました。しかし、聞こえ方が違ったのです。アルバムに収録されている音源と比べると、今の演奏はとてもシャープで、過去の出来事をメタ認知させる力があるように感じました。GGの音楽を素直に楽しめるようになっていたのです。

 (それっぽそうで的外れかもしれないことを言いますが)ライブでのGGは、大の大人が一生懸命子供になりきって演奏しているような印象を受けました。荒々しさはないけれど、落ち着いていて余裕があるという感じです。

 

⑤GGとの向き合い方

 (とても失礼な話ですが)ここ数年、GGが作る音楽は今の精神状態を自己分析する上でとても役立っています。深く刺さる時(何度も繰り返し聞いている)は気持ちが落ち込んでいる状態。全く刺さらない時は調子が良すぎて冷静さを欠いている状態。程よく刺さる時はバランスが取れた良い状態といった感じです。かなり歪んだ聞き方をするファンではありますが、これからも細く長くGG,BBHF,Warbearを応援していていきたいです。